どうも、SHINGOです。
以前いただいたアンケートの結果、自分が思い描いているような理想のイントラになれていない方が多いことが分かりました。ここで、皆さんが抱えるある《重大なミス》に気がつきました。
それは、”自分で自分のことを理想のイントラにしようとしている”ということ。
でも、自分で努力してなるよりも、生徒さんに協力してもらった方が圧倒的に早く結果が出るんです。あなたに共感してくれる生徒さんが集まってくると、協力者が現れます。応援してくれます。手伝ってくれます。
そうすると、自分一人で努力するよりも理想のイントラになれる可能性が何倍にも上がります。むしろ、他者の存在なくしては理想のイントラになれない場合もあるのです。僕なんかが正にそうです。
2017年、【指導者を養成する】ことを目標にしました。これは、指導者になりたいって思う生徒さんが居ないと絶対に達成できない目標でした。おかげさまで、そういう生徒さんが集まって、今では、毎年のように指導者養成講座を開催できるようになりました。
その後、【イントラを養成する指導者を育成する】ことを目標にしましたが、これも、僕のポジションを引き継いでくれる方がいないと成立しませんでした。そしてこちらも、指導者になりたいと思う生徒さんへジョイトレ!養成講座を引き継ぐことで目標達成することができました。
僕は、ティーチャーよりもリーダーを育成に力を入れています。例えば、一般的なイントラは、生徒さんにヨガを伝えています。でも、当教室のヨガボディ・エクスペリエンス(以下YB-Ex)の指導者は生徒さんの望みをヨガで叶えます。なぜなら、生徒さんが望む未来に導くのが指導者のあり方だからです。
多くの人は、ヨガのゴールに導いています。でも、それが生徒さんにとって共感できないものであれば、苦痛でしかありません。【ヨガの素晴らしさ】を伝えるのではなく、求められているものの中でヨガを語るのです。
YB-Ex指導者は、生徒に気づきを委ねません。とかくヨガでは、自発的な気づきを大事にしています。もちろん、それは必要ですが、全て丸投げするのは無責任です。YB-Ex指導者は、生徒の決めたゴール設定に導く責任があるのだから、こちらが意図したことをしっかりと受け渡す必要があります。更に言えば、もっと伝えたいことが明確である方がいい。その中で、自発的に気づいたことがあれば良いわけです。
あなたはイントラとして何を伝えたいですか?それを具体的に持っていますか?また、自分らしくヨガを伝えるためにその自分らしいを具体的にしていくことです。
もしも、あなたがブレない軸を持ちたいなら、抽象的なことを具体的にしていくことです。具体的にしていくことで、生徒にしっかりと意図が伝わります。意図が伝わると、満足度が上がります。満足度が上がるとファンになります。逆に、伝えたいものがハッキリしていないと生徒さんは、あなたに共感できません。
だから、あなたが理想のイントラになれない理由は、①伝えるものがハッキリしない→②共感されない→③生徒がファンにならない→④協力者が現れない→⑤自分だけの力で何とかするしかない→⑥自力では無理。もしくは、今の自分の延長でしか変われないためであり、あなたがするべきことは伝えることをハッキリとさせることです。
僕は一貫して色んなヨガのポーズができるようになることを伝えています。僕にとって「それ」はあなたにとっては何になるでしょうか?このハッキリさせるべきポイントを見つけることが理想のイントラとしてあなたが活躍するための第一歩です。
※SHINGOのメルマガ『あなたが理想のイントラになれない理由』(2017年12月23日発行)より引用
編集:いわさきあつひこ