どうも、SHINGOです。
今回は前回の記事の続きで、オリジナルヨガを考える時に何が必要なのか?というテーマです。まだお読みでない方は『オリジナルヨガって、あったらいいと思いませんか!?』をご一読ください。
ところで、アシュタンガの意味ってご存知ですか?アシュトゥが8アンガが支則合わせて8支則。ちなみに、サプタンガ(7支則)、シャッタンガ(6支則)っていうのもあったようで、当時の流行だったんじゃないかなぁと思います。当時というのも1,000年以上も前のことですが、かく言う、僕の提唱するヨガもシュニャンガヨガ(0支則)といいますが。
オリジナルヨガとは何でしょう?そもそも、あなた自身が、オリジナルなのです。素のあなたになりましょうということですが、これについては、キチンと説明させてください。
日めくりカレンダーになっちゃうようなポジティブでキラキラして応援歌みたいな感じのあなたはオリジナルだから、そのままでいいんだよ。自信持ちなよ〜みたいなニュアンスではないです。その辺、いいですかね?
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あなたがヨガに染まれば染まるほど
あなたの言葉は、響かない
その理由(ワケ)は、明快!
じゃないかい?
そのコトバ
すでに誰かが語った
どっかに書いてあるコトノハ!
正しいヨガを求めるほど
正解を求めるほど
あなたのオリジナリティ消えてく
その他、大勢に混ざるだけ
生徒がみな感じてる
「先生がいっぱいで
誰が良いか分からない」
みんな一緒に思える
言うことも一緒
経歴も一緒
服装も一緒
だから選ばれない
選びようもない
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ラップ口調でお願いします!
あなたが生きてきた人生は、他の誰も体験することができない、最も価値があるものです。それを、ヨガの知識や教えに置き換えるなんて、もったいない!そうではなくて、あなたの人生観を通してヨガを観てみるのです。それが、あなたのヨガ哲学。あなたのヨガ哲学を持つことで、ハタヨガといわれるジャンルだろうとも、オリジナルヨガになるのです。
何に基づいているのか?これがかなり重要です。
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- 有名、人気な先生から教わった。
- 大きい会社が運営しているヨガスクールだから安心。
- 理学療法士だから、整体師だから、フィットネストレーナーだから「正しい」だろう
というだけで、ごもっともな言葉に共感して、シェアしてしまうと、何とも空虚な言葉になってしまいます。
あなたが体験を通して得たことでないと、意味がないのです。それをもって、ヨガを語る。これが大事。それが、増えていくと、あなたの哲学になります。それがあれば、どんなヨガであれ、あなたのものになります。
別に「ハタヨガは私が作りました」と主張ができるわけではありませんね。それは嘘ですから。でも、哲学の部分はオリジナルです。それに基づいた、アーサナ、呼吸法、瞑想法を持ってくれば、たとえそれらの技法が既存のものと被っていてもオリジナルになるのです。
だから、
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- 新しい流派である必要はありません
- 特別なことをする必要はありません
- 奇抜である必要はありません
- 誰もやってないことである必要はありません
- 新しいヨガポーズを編み出す必要はありません
- シークエンスが斬新である必要もありません
- 何かと組み合わせたりする必要はありません
まとめ
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- 体験の伴った言葉の集合体=哲学
- 哲学×今指導しているヨガ=オリジナルヨガ
※SHINGOのメルマガ『どこがオリジナルであるべきなのか?』(2019年1月26日発行)より引用
編集:いわさきあつひこ