どうも!SHINGOです。
インドってヨガをあんまりやってないよね。現代ヨガが興った1800年後期は、インド人でさえも「ヨガって何?」ぐらい、知られていないものだったんですな。
1858年にイギリスがインド帝国を作るあたりに、ヨギ達は、イギリスに抵抗するテロリストとして危険視されていた。その後、イギリスに踏みにじられたインドのアイデンティティを復興させるべくインド独自の文化として、ヨガをエクササイズとして作り上げた。
その際に、過去のヨガ(哲学)をエクササイズに結びつけて権威性あるものに仕立て上げた。これが、ヨガのルーツです。夢見がちなヨギーニにはセンセーショナルかもしれませんね。でも、目覚めるには、一つ重要なことです。ヨガが悟りを目指すものだというなら理解しておくべきでしょう。
この時代、各世界では現代のヨガで行うようなポーズを行うエクササイズが同時期に発生しました。まさにシンクロニシティ(共時性)その激戦の中で生き残ったものこそが、ヨガ(エクササイズ)です。そういった意味では、ヨガってスゴイですよね。
ヨガが市民権を得たのは、
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- 西洋人の東洋に対する憧れ
- 長い歴史を持つ(ように見せかけた)
ことが勝ち残ったポイントではないでしょうかね。
僕は、ヨガというのは、東洋文化を西洋人が確立した、いわば人類のコラボレーションによって、生まれた文化だと思うのです。戦争、交易、文化など人類の交流としての一つの成果がヨガなのだと。
結局のところ、この世の全ては、幻、虚構、戯れ、偽物であるのですから、でっち上げであろうと、楽しければいいのです。ヨガはフィクションなのですから、ディズニーランドを楽しむように楽しめばいいのです。これが悟った者のヨガの楽しみ方です。つまり、子供が本物と信じて楽しむのと、大人が偽物だと分かっていても楽しむディズニーと同じです。
あなたは、大人(覚者)ですか?それとも子供(凡夫)ですか?
※SHINGOのメルマガ『ヨガの楽しみ方はふた通り!』(2019年7月8日発行)より引用
編集:いわさきあつひこ