どうもヨガボディ・クリエイターのSHINGOです。
ヨガをやっていると
「息を吸って~」「息を吐いて~」
というインストラクションを聞きますよね。
呼吸の一般的な、イメージで云うと
<息を吸うと胸、およびお腹が膨らんで、広がるイメージ>
<息を吐くと胸、およびお腹が縮んで、狭まるイメージ>
そんな感じだと思います。
そのイメージは、今日限り捨ててください。
これからは、
息を吸う時も、吐く時も変わらずにいること、その場にとどまること。
それがアーサナをする際に、とても有効なんです。
アーサナに有効な不動の呼吸法、アチャラ・プラーナヤーマ
不動の呼吸(アチャラ・プラーナーヤーマ)命名:SHINGO 2017/2/10 22:40
・アチャラ(動かない)
・プラーナーヤーマ(呼吸法、調気法)
この呼吸をすることで、呼吸による体の動きを最小限に留め、アーサナを深めるのに有効です。例えば、ダニュラ・アーサナ(弓のポーズ)は床にお腹がついていますが、この状態で腹式呼吸をしたらどうなるでしょう?
実際にやって見るとわかりますが、体が前後に揺れます。息を吸うときにお腹が膨らんで、体が持ち上がり、息を吐くときに、お腹がへこむことで、持ち上がったぶんだけ、体が下がっていきます。
特に、後屈系を深めたい方は、身に着けてください。
この呼吸さえすればいいという、最強の呼吸法など存在はしません。
呼吸法は目的によって、優位性が変わります。
ですから、アチャラ・プラーナヤーマが必要な時にいつでも使えるようにしておいてほしいのです。
最初は難しいと思います。
準備段階としてステップを伝授しますね。
不動の呼吸(アチャラ・プラーナヤーマのやり方
■ステップ1
自分が息を吸う瞬間、少しずつ吸おうとするだけ。
息を吐く瞬間、少しずつ吐こうとするだけ。
■ステップ2
吸う息は、肺の上と下に息を入れるようにする。(逃がすようにする)
吐く息は、胸の内側から、押し広げるように広げようとする。
まずはこれからやってみてください。